UAV機材の紹介

連日蒸し暑い日が続きますが、皆様いかがおすごしでしょうか。

設計部のKです。

今回は弊社所有のUAV紹介です。

UAVとはUnmanned-Aerial-Vehicleの頭文字をとってUAVといいます。人が搭乗しない航空機→無人航空機を指します。無線操縦で機体を操縦し、目的に応じたパーツを追加することで様々な用途に用いられます。大雑把に言えばラジコンのヘリコプターです。

弊社ではUAVレーザ測量を行っており、DJI Matrice300RTK + TerraLidarOneを使用しています。

UAVの下部に搭載されたレーザ測量機器によって上空から短時間で広範囲の測量ができます。1回のフライトで20ha(0.2km2/15分)ほど測量が可能で、バッテリーを次々と替えることでより広範囲の測量ができます。

UAVと機材、その他諸々合わせてなかなかいいお値段です。落としたらと思うと……手が震えちゃいますね!(今回操縦しているのはNさんです)

見えにくいですが赤丸で示したところにドローンが飛んでいます

また、弊社はMatrice以外にも小さなドローンを所有しています。

同じくDJI製のMavicPro_Platinum(下写真の赤丸)

小さくても優秀です。レーザ測量はできませんが手軽に位置情報付き空中写真を撮影することができます。風向きやGPS不調で不幸にもヤブに入ってしまうこともありますが幾度も無事に生還しているタフさもあります。

位置情報付き写真を撮影できるので、一定間隔で撮った写真を繋ぎ合わせて合成すればオルソ画像(※ゆがみを補正した空中写真のことです)も作ることができます。

UAVは精密機器ですので日常的な点検も欠かせません。

何事もなく飛んでいるように見えてもプロペラなどが消耗していることもあります。そういったものは予備のパーツと取り換えたりなど整備をします。

草丈が長いところで離発着をすると意図せず“草刈り”してしまうこともあります。そういったときにも清掃等を行います。繊維質が絡んでたりすると怖いですしね!

UAVは測量・撮影以外にも人が行けないような危険な場所(岩壁・高所・災害箇所など)をモニター越しに確認出来たりします。

近年では、災害発生個所等をUAVで迅速に状況確認を行う動きもあります。UAVで確認し、モニター映像を防災本部に転送し、現地と本部の連携をとる訓練を行いました。

こういった便利なUAVで皆さまのお役に立てるよう業務を行ってまいりますので、ぜひご用命いただければと思います。

それでは、まだまだ暑い日が続きますのでくれぐれも体調にはお気をつけて。

ご安全に!

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