
社員インタビュー
設計部 長瀬敬明さん
平成30年度入社
目指していた強い山づくりを(前職とは)別の角度からアプローチできることに満足しています。

この会社を選んだ理由
前職では林業の林産業務に携わっていました。その頃の私は、林業とは公益性に重きを置き、大規模に事業を行うタイプと、持続性や自律性を重視し、小規模に行うタイプに分かれると考えていました。そして機会があれば両方の立場を経験したいとも考えていました。前職は前者に当たり、アクロスは後者に当たるため、偶然に恩師から話を受けた際に、これは良い機会だと思い入社を希望しました。縁があり、現在は設計部でお世話になっていますが、林業に携わっていた頃に目指していた強い山づくりを別の角度からアプローチできることに満足しています。
今の仕事内容
1)測量・設計
治山ダムを主とした渓間工の測量・設計業務。
測量業務は設計を前提に、現地の情報を収集する作業です。その情報は多ければ良いというものではなく、必要な情報を必要なだけ取得するようにと厳しく指導を受けています。当初は1点の観測を行うにも毎回悩んでいましたが、設計に携わるうちに、取捨選択の基準が徐々にわかるようになってきました。
設計業務では地形や地質、構造物の安定性や経済性等、多くの条件を満たす図面を作らなければなりません。謂わば複雑なパズルのような作業です。そして必ず最適な解答があるとも限りません。毎度湯気をまき散らしながらの作業となりますが、解答に辿り着けた時の達成感は大きいのです。
2)施設点検
治山の施設点検業務を入社直後から担当し、毎年行っています。治山の基礎知識が皆無な内に現場に送り込まれましたが、初めに現物の施設を多数見ことができたのは非常に貴重な経験であったと思います。見た施設の数だけで言えば既にアクロス1かもしれません。この経験をもう少し設計業務に生かしたいものです。
入社してよかったこと
社員の年齢層や経験年数に適度なバラつきがあり、自分に合った指導を受け易いです。私自身、全く未知の業種への転職でしたが、質問のし易い環境であったため、大きな不安を持つことがありませんでした。
会社規模に反し、4部署がそれぞれ動いています。本来ならば社内だけでは得られない知見をお互いに共有できるため、専門外の知識も身に付けられます。
入社を考えている方へ
一緒に働きましょう!お待ちしています!
測量部 柳澤一哉さん
平成29年度入社
令和2年度からは測量士になり、主任技術者として業務を担当しています。

この会社を選んだ理由
中央工学校の土木建設課で測量や土木、設計などの勉強をしてきました。在学中はいろいろなことについて勉強しました。
自分のやりたいことがまだ決まっていなかった専門2年生の時、インターンシップで測量設計の会社にお世話になる機会がありました。そこで測量の現場作業をさせていただいたのですが、学校では経験できないような、いろいろな現場を体験できたことから測量に興味がわき、測量に関わる仕事をしようと考え始めました。
そこで長野県内の測量会社を探し、自分に合った条件に適う会社だったので、お世話になることにしました。
今の仕事内容
現在は入社して5年目になります。入社してから測量士補として業務に関わっていました。令和2年度からは測量士になり、主任技術者として業務を担当するようになりました。測量士補として作業をしていた時とは違い、分からないことなどたくさんありましたが、上司に聞いたり、測量規則の資料などを読んだりして業務に勤しんでいます。今は主に基準点測量、現地測量、路線測量、用地測量等を行っています。
5年目に入り、当初より知識が増え、迷わずに作業ができるようになってきました。まだ分からないこともありますが、調べたり、上司に聞いたりしてやっています。その他には、少しずつですが設計の業務にも関わらせてもらっています。まだ分からないことだらけですが、自分にとっていい経験なので頑張っています。
入社してよかったこと
入社当初は右も左も分からない状態でしたが、上司の丁寧な指導のおかげで、測量部として業務の作業ができました。測量以外の設計部、工事部、調査部の業務も少しだけ手伝いとして作業をさせてもらい、設計や調査の知識を少しずつ覚える事ができています。
令和元年の台風19号災害では、分からないことばかりでしたが、先輩達に一から教えてもらいながら設計をしました。設計に関して、初めは全然何もできなかったけれど、何度も説明をしていただいたりして、少しずつ分ってきました。実際に設計したところが形になると、違った達成感があり、勉強になり良かったです。
測量以外のことを少しずつですが知れたことや、何も知らないことでも一から教えてもらいながら挑戦させてもらえるので、自分にとっていい経験ができることです。
入社を考えている方へ
専門学校時は、建設業か測量業、どちらに進もうか迷っていましたが、インターンシップで測量に関して詳しく勉強できたことが決め手になりました。もし悩んでいたりしたら、インターンシップで現場作業を経験したりして、自分がやりたいことを見つけることもいいと思います。
弊社は、主な仕事の発注者が行政機関のため、災害など緊急事態でなければ祝日などはカレンダー通りなので、ありがたいと思います。会社の中の雰囲気や上司の人柄もとても良く、働きやすい環境だと思います。
設計部 堀部泰正さん
平成24年度入社
入社当初は森林土木が10割。台風19号の自然災害を境に河川の業務にも挑戦するようになりました。

この会社を選んだ理由
森林整備、測量設計の業務について学校で学んだ時に、紹介してもらったのが今の会社のインターンシップでした。乗鞍高原で行う一泊二日の森林整備業務で、森林にどれくらい木があり、どの程度成長しているかを調査、測量したのです。
その時に会長と一緒に仕事をさせてもらいまして、「興味があるならウチにこないか」と誘っていただけました。誘っていただいたのはとても嬉しかったのですが、自分にどれだけのことができるのか、足手まといにならないのか?という就職に対する不安はありました。しかし、この会社は社内環境が良く人柄の良い方も多かったので、とても働きやすいのではと思い、お世話になることにしました。
今の仕事内容
今は入社11年目で、主に土木(森林、市町村道、河川)の設計をしています。
常に案件を抱えていられるように入札の可否を考えています。
入社当初は森林土木が10割でしたが、令和元年の台風19号の自然災害を境に河川の業務にも挑戦するようになりました。
今までは教えてもらうばかりでしたが、今は先輩方から受け継いだ技術等を下の代にできる限り引き継げればと考えています。
10年たった今でも分からないことがたくさんあり日々勉強の毎日です。
入社してよかったこと
弊社は、測量・調査・設計・工事まで様々な部門のプロが在籍しています。
そのため、設計時に机上だけの設計ではなく、各部門から教えを請い現場状況に合わせた設計を行えることです。
入社を考えている方へ
専門学校時代に、複数のインターンシップを経験しました。この経験をしたことで、様々な現場と、 様々な選択肢のなかで自分の行きたい方向を選択できました。インターンシップでは現場の仕事を知る 以外にも、入社前に会社のことをよく知ることができますし、自分のことをよく知ってもらう機会にもなりますので、得るものはとても多いと思います。
弊社には多くの業務があるので、幅広い経験ができます。業務の選択の幅が広いので、「あれもこれもやってみたい」といろんな分野に興味がある方や、好奇心旺盛な方は、その思いが叶えられる職場だと思います。